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コングロマリット経営を再評価する
J. ラマチャンドラン
K. S. マニカンダン
アニルバン・パント
/
2014年5月
欧米企業では選択と集中が進み、本業と無関係な分野への多角化経営は非効率と見なされるようになって久しい。ところが新興国市場では、無関係な分野にも多角化を続ける企業グループが躍進著しく、収益性や成長性で専門特化型企業を凌いでいる。企業グループか事業部制か。両者の意思決定、インセンティブの設計、資源配分などの違いを概観する。事例では、中国やインドの企業グループを例示しながら、グループ傘下各社を束ねるグループ・センターが、戦略面とアイデンティティ面で果たす役割を紹介する。新興国の事例からいま一度コングロマリット経営の価値を見直す意義がある。